金曜土曜はVIPでクイズやろうぜ公式Wiki - クイズ作文2001

クイズ文要素(案)

V:(答えさせる部分)

  • 5W1H」を基に、「V」に当たる部分の
    最も基本的な尋ね方(問題文の終わり方)を見てみよう。
5W1HVの基本形補 足
Who〜〜〜は【 誰 】でしょう?
What〜〜〜は【 何 】でしょう?
When〜〜〜は【 いつ 】でしょう?→ 具体的には「西暦【 何 】年」、「【 何 】時代」などとなる
Where〜〜〜は【 どこ 】でしょう?→ 具体的には「【 何 】県」「【 何 】神社」などとなる
Why(〜〜〜は【 なぜ 】でしょう?)→ 正誤判定が困難なためか、出題例は極めて稀
How(〜〜〜は【 どのように 】でしょう?)→ 「Why」以上に出題例は極めて稀
How much/many〜〜〜は【 どのくらい/いくら 】でしょう?→ 具体的には「【 何 】人」、「【 何 】万円」などとなる

S:(答えとなる部分)

  • 「答えさせたい単語」から逆算すると、「S+V」の基本構造が定まりやすい。例えば、
S(答えとなる部分)V(答えさせる部分)補 足
「人(人物名)」および「人っぽいキャラクター名」〜〜〜【 誰 】でしょう?グループ、(人外的)キャラクター、動物などは、
「〜〜〜の名前は【 何 】でしょう?」が無難?
「時間」(世紀、時代、年、季節、月・日、曜日etc)〜〜〜【 何 】(年/月etc)でしょう?【どの】季節なども可
「場所」(国、州、県、都市、島、建物、駅、組織etc)〜〜〜【 どこ 】でしょう?
「数」(個数、種類、割合、名詞の一部 etc)〜〜〜【 いくつ 】でしょう?
その他〜〜〜【 何 】(○○)でしょう?
  • ここまでを構文に当てはめれば、「第1文型」の問題文が出来上がることになる。

C:(説明して補っている部分)

  • 「S」や後述する「O」を説明して補うことで、クイズのバリエーションや難易度を調整する。

  • 下の表は、同氏の定型句化(類型化)しているとされたものを、
    Rx ◆IRC1/LAAAk が補足等を付け加えたうえで表形式にまとめたものである。
種類説明文引用補足(具体例等)
1.業績人物が答えになる問題の場合は、
その人物の業績を説明することがある。
・代表作に『〜〜〜』がある
・19xx年に〜〜賞を受賞した、
2.順位正解が順位をつけられるものの時
フリには「最も」(最初の、最後の)や
「二番目の」、きりのいい順位の
「百番目の」などが登場することが多い
・世界で最も〜〜〜
・日本でも二番目の〜〜〜
・史上10人目の〜〜〜
・第50代〜〜〜
3.語源語源関係の説明も多く見られる。
(旧来の分類についてはリンク元参照)
・〜〜語で〜〜〜という意味
・もともとは〜〜〜という意味の
・〜〜〜の由来となっている
4.名称「説明」で正式な名称を出し、
一般的な名称を答えさせる、
あるいはその逆というパターンも多い。
・正式名称を〜〜〜という、
・〜〜〜語では〜〜〜と呼ばれる
・一般に〜〜〜と呼ばれるものを、
5.所属「……(国名)の人物は誰でしょう?」
など、答えが所属するグループ
に対する説明もある。
・〜〜〜のリーダーといえば誰
・〜〜〜生まれの〜〜〜は誰
6.表記特殊な表記についての説明が
行われることもある。
・漢字では〜〜の〜〜と書く、
・記号○で表されることが多い
7.文章書き出しや名言などの文章を読み上げ、
説明とする場合もある。
・『〜〜〜』という書き出しの、
・〜〜〜という言葉を残した、
8.時間日付がらみの説明もしばしば行われる。・今年生誕〜〜周年を迎える、
・先月〜〜日に完成した、
引用等、ここまで

  • 全てがこのページで言う「C」に該当するかは別にして、
    ここに引用させてもらった
    クイズの問題文に頻出な「説明」の類型化は、作問の一助になると思う。

O:(答え以外の部分)

  • ※ 先の研究において、クイズの問題文中に含まれる意味のかたまりを「フリ」と呼んでいる。
分 類説明文引用補足(具体例等)
1.限定問題がどんなジャンルに属するのかを説明・〜〜の用語で、
・〜〜といえば、
2.説明最も多く登場するフリで、正解になるもの、
あるいは問題文中の単語について説明を行うフリ
・〜〜〜のことを詳細は「C」の項目を参照。
本ページ内においては「O」とは区別
3.具体例正解が総称的なもののときに、
それが含まれる具体例なものを示すフリ
・〜〜〜などのように、
・例えば、〜〜、〜〜、〜〜
4.選択肢言葉をいくつか並べ、
そのいずれかが正解になるようなフリ
・〜〜、〜〜、〜〜のうち、
5.名数言葉をいくつか並べた後、
最後に残ったものが正解になるようなフリ
・三大〜〜と言えば、
〜〜、〜〜と、あと一つは、
6.対応「Aはa」という対応を主張するフリである。
ほとんどのケースでこの後に
「Bは何?」というフリが続き、
先行研究の分類での
「パラレル問題」の形になる。
・〜〜で、
 〜〜〜があるのは〜〜〜ですが、
 〜〜〜があるのは【】でしょう?
・〜〜〜の〜〜にあたるものを、
 〜〜〜では何というでしょう?
7.解答法解答者が解答するにあたって、
その解答方法を指定するフリ
・ある植物の名前を使って、
・漢字○文字で、
  • 「具体例」は、大きく「列挙」と「使途」に分けられる。
    • 「列挙」は、正解を集合として、その集合に含まれる具体的な例をいくつか並べるものである。
    • 「使途」は、正解の物の使い方などを文章で説明するものである。

クイズ基本5文型(案)

第1文型:S+V

  • これ以上、情報を絞ったら文章として成立しない段階のもの。
  • (分類案)「ずばり、」を付けても成り立つか?

第2文型:C+S+V

第3文型:O+S+V

(第4文型:O+O+S+V)

(第5文型:C+O+S+V)

頻出構文

「本名」構文

通称 → 本名
本名 → 通称

「共通する名字」構文

(必然性関係)
(偶然性関係)
(パラレル)

「語源」構文

(連想:易)
(連想:難)

「用語」構文

(一般)
(専門)

「イメージ」構文

(国旗)

「出身地」構文

(国名)
(都道府県名)
(都市名)

「全部で何(単位)」構文

(ストレート)
(パラレル)

「計算問題」構文

「文学」構文

(書き出し)