金曜土曜はVIPでクイズやろうぜ公式Wiki

• 【夏井Rx】
  「これはね、作者に色々と思いがあるんでしょうが、
  　偽装氏も仰ってた通り、情報量が多い。
  　それに問題文に敬語も多いことで、
  　武州先生も思考が止まってしまった様ですね。」

【 添削案 】
【 短歌穴埋めクイズ 】です。（仮名遣いは問いません。）
今年の歌会始での御製（天皇陛下のお読みになった短歌）です。
　
『贈られし【　何　】の種は生え揃ひ
　葉を広げゆく初夏の光に』でしょう。

• 本当なら「阪神・淡路大震災」で犠牲になった
  女の子（はるかちゃん）の『ひまわりの種』
  だというエピソードも盛り込めればだけど、
• 情報量が多いと、「クイズの軸」
  みたいなモノがブレてしまう側面もありますので、
  そこらへんの判断が難しいですよねぇ。

• これもねぇ、「光」という兼題を非常にシンプルに
  対比させた２択だなぁと思って、うまいなぁーと関心しましたよ。

• 例えば、『雑学王』とかのテレビ番組でも
  共演のある２人で接点も多いですしねぇ。
  年齢をあまり意識しないタイプのタレントお２人、
  私は知らなかったので、間違えちゃいましたよｗｗ

• ちょっと惜しいなぁーと感じる点としては、
  芸能詳しい方は、『当然』というか
  『常識』として悩むこともなく、スッと
  答えられてしまう所でしょうかねぇ。
• ２人の生年というか、年齢差を知っていれば、
  一切迷わずに正解を導ける点を長所と見るか、欠点と見るか。
  例えばそういった所に『物足りなさ』を感じる人も居るかも知れません。
• とりあえず問題文そのものに不備は無いので、
  基本に忠実なクイズという印象です。
  完成しきってしまっているからこそ、
  凡人60点というアベレージちょい上の評価、
  そういった所になったような気がします。

• ナレ「これで燕雀氏は、タイトル戦を含めまして、
  ４回連続才能アリ獲得となりましたー！」
• 浜田「えぇー？凄いな燕雀はん。
  　隣の武州先生、この問題、如何ですか？」

• 夏井Rx
  「はい、続いて「クイズ」でもお馴染みの方が
  クイズスレで出題という形になりましたねぇｗｗ」
  「多分ね、私(夏井いつき：1957年生)より
  　１つか２つ下(宮崎美子：1958年生)だと思うんだけど、
  　あのCMには確かに度肝を抜かれましたｗｗ」

• 確かに話題自体は、今から40年近く前で、
  完全なおっさんホイホイなCMではあるんですけど、
  武州先生が仰る通りで、最近でも
  バラエティ番組とかで時々ネタにされてますからねｗｗ
• ある意味で「全世代型」なクイズに仕上がってるのかな、
  という風に思いましたねぇ。
• それともう１点、あのCMの「まばゆい」感じ、
  それから音（斉藤哲夫さんのCMソングですね）、
  視覚と聴覚を想起させる、五感を刺激させる
  「CMのパワー」を巧く利用されてます。

【　Rx私案　】
「♪いまのキミはピカピカに光って」という歌に乗り
白い砂浜で服を脱ぎ、青いビキニ姿になるという
ミノルタのCMで一躍人気を博し、
現在もクイズ番組などで活躍する女優は誰でしょう？

• ちょっと要らないような情報を盛り込んで見ましたｗｗ
  実際に出題する際は、解答者の層や難易度を見ながら、
  前半部分をどう取捨選択するかですねぇ。

• 浜田
  「順位が上のお２人は如何ですか？この問題。」

• お２人のご指摘された点は良い所を突いてると思いましたねぇ。

【 添削中 】
現在では、光が真空中を 299,792,458分の1秒間に進む距離を1と
定義されている距離の単位といえば何？

• まあ、少し文章を整えましょうかね。

【 添削案 】
「299,792,458分の1秒の間に、光が真空中を伝わる行程の長さ」
を1とする距離の単位といえば何？

• 日本語の訳し方は色々とあるかと思いますが、
  これぐらいで良いのかも知れません。
  目の付け所はスマートで良かったと思います。

• はい、「光」という兼題で『光堂』の句を持ってきました。
  中尊寺金色堂、金の産地として古くから知られた
  『歌枕』：平泉という土地の力などを信じたクイズです。

• この２句は、教科書などでも取り上げられていますし、
  聞いたことのある人も多いのではないでしょうかねぇ。
• 一千年近い歴史を２つの俳句で描いた
  偽装氏の力量、流石の一言だと思います。

【 Rx私案 】
『おくのほそ道』で、松尾芭蕉が、
「夏草や兵どもが夢の跡」「五月雨の降り残してや光堂」
と詠んだ地は【 どこ 】でしょう？

• 敢えて要らない『松尾芭蕉が、』を入れて
  受動・能動を逆にしてみました。
  「平泉という地」に焦点を当てたいという思いが
  偽装氏ほど強くない私の場合はこうしちゃいますね。

• 皆さんの素直な感想が全てだと思います。
  まだ２回目かそこらへんの挑戦で、
  面白い作り方をしてきたなぁーと感心してます。

• 入り口からして面白いですよね。
  もし仮に、「ヒカルの碁の影響で囲碁棋士を志し、【プロの囲碁棋士になった】」なら、
  非常に平凡なクイズになっていたに違いありません。
• つまるところこの問題の肝は、
  ２行目の『ルールが分からなかったので将棋棋士を目指し、』の滑稽味でしょうねぇ。

• 人名を知らない方が大半だと思いますんでね、
  実際に出題されても「答え」られないかとは思いますが、
  エピソードの面白さや兼題との関係性。
  これは堂々「才能アリ」と言って良いんじゃないでしょうか。
  　
  何より「光」という兼題で
  「ヒカルの碁」と「阿部光瑠」をくっ付ける辺り、お見事でした。
• まあ色々と「答えられる問題に」しようとすれば
  無理やり出来なくも無いですが、
  これはこれで十分鑑賞できると思います。

• これもねえ、チャレンジ精神旺盛で良いですよ。
  • １行目：文学（2018年の小説）
  • ２行目：音楽（ロックバンド）
  • ３行目：文学（海外文豪作品）
• と、振り幅の大きさは今日の中でもダイナミックだったと思います。
• ただまあ「統一感」に欠けた『三段切れ』のような
  そういう印象も強くて、50点止まりでした。

• ちなみに、ここで「BLUE ENCOUNT」“が”好きで、
  という場合は『青くて痛くて脆い』を
  バッサリ切ることも一つ手……ではあります。

【 添削例−１ 】
日本のロックバンド・BLUE ENCOUNTの
メジャーデビューシングル曲にも用いられている、
ドイツの文豪・ゲーテの臨終の言葉
として知られる表現は
日本語で【　何　】でしょう？

• ただ、敢えて住野よる先生の作品を挙げてるんだから、
  “BLUE ENCOUNTの「もっと光を」が、小説のテーマソング
  　として特設サイトなどで使われている”（byウィキペディア）
  という部分を盛り込みたいんだと思うんですよねぇ。

【 添削例−２ 】
昨年、住野よるの小説『青くて痛くて脆い』のテーマ曲に選ばれた
BLUE ENCOUNTのメジャーデビュー曲のタイトルにもなっている、
ドイツの文豪・ゲーテの臨終の言葉
として知られる表現は
日本語で【　何　】でしょう？

• 浜田
  「さて、皆さん、このクイズ出た瞬間に唸ってらっしゃいましたけども。」

• 浜田
  「そして今回は『ちなみ君』にやぶれました、
  　燕雀氏は如何ですか、この問題について」

• ナレ：この後、夏井Rx先生が絶賛ーーー！

• はい、これはもう皆さんが仰る通りですよー　その通り。
• 兼題：「光」をてんこ盛りにするスタイルが、
  別に必ずしも巧く行くって訳じゃないんですが、
  今回は見事にハマった、そういう風に思いますねぇ。

大小様々な対比表現

• そして、「解答発表」にもありますねぇ。『影』が。
  『影山ヒロノブ』さんの名字に『影』が。
• そう言えば、さっき出てきましたね、ドイツの文豪・ゲーテが。
  彼の戯曲の中にこんな一節があるそうです。

Wo viel Licht ist, ist starker Schatten.
Where there is much light, the shadow is deep.
『ゲッツ・フォン・ベルリヒンゲン』ゲーテ

• 光が強く（それこそ３個分）なれば、なるほど、
  影もまた濃くなる。解答者に与える衝撃が強まる。
• 文中に出てくる主題歌は知らなくても、
  答えとなる歌手名をどこかで見聞きしていれば、
  この対比の技の魅力を鑑賞するには十分でしょう。
• アニメ・特撮に詳しい人にも、そうでない人にも、
  昔から描かれてきた「光と影」の対比の美しさを伝える。
  この『種明かし』は本当に素晴らしいと思いますねぇー

• それだけでなく、細かい対比も仕込んでましたねぇ。
  情報量削るなら「光」の入っていない楽曲を
  削っても良いんじゃないか？となりそうですが……

【 比較問 】
光戦隊マスクマンの主題歌「光戦隊マスクマン」「愛のソルジャー」や
宇宙船サジタリウスの主題歌「スターダストボーイズ」「夢光年」を歌った
アニメ、特撮ソングの歌い手として有名な歌手は?

• これ実は１曲目がOP、２曲目がEDという形になってるんですよね。
  自然な流れで２作品４つの良曲を列記できています。
  マスクマン(特撮)とサジタリウス(アニメ)、
  OPとEDという小さな対句的表現が散りばめられていて、
  ここらへんも手慣れてる、うまいなぁーと感じました。
• 浜田
  「夏井先生、これじゃあ『直し』は……」
• 細かい表現を変えることは出来ますけど……、
  もうこれは発想の完全勝利、直しはいりません！
• 浜田
  「直しナシ、ということです、おめでとうございます〜」